こんにちは、タラコです。
今回は、C言語とJavaのお手頃資格「サーティファイ能力認定試験」の勉強方法や体験談などをご紹介します。
なお、タイトルは「お手軽」ではなく「お手頃」です。お間違えなきよう(その意味は後ほど)
Contents
サーティファイ試験について
サーティファイ試験は、民間企業である「株式会社サーティファイ」が実施している試験。
今回紹介するC言語やJavaなどのプログラミング言語や、ExcelやWord、Photoshopなどのソフトウェア、WebやFlashクリエイターの試験なども行っています。
お手頃の意味
これは、試験の「受験料金」の話でした。
Javaのプログラミング試験について少し調べた人ならおわかりかと思いますが、Javaを管轄するOracle社のJava試験の受験料は、3万円近くします。
それに対し、サーティファイの試験は記事を書いている2016年2月末時点で
1級:7,600円
2級:6,200円
3級:5,100円
※価格は全て税込み
と、1級であってもOracle社のモノに比べれば約1/4というお手頃価格。
まぁ、どちらが所有資格として価値があるかという話も当然ありますが、「せっかく勉強したので腕試しをしたい!」という方でしたら、サーティファイ試験をオススメします。
また、合格したことで就職・転職時にどのようにアピールできるかという点については、サーティファイ公式ページに詳しく書かれています。気になる方はそちらもぜひご覧ください。
勉強方法と体験談
ここでは自分が受験し、点数は別として何とか合格することができた1級と2級について紹介します(3級は2級の難易度低いバージョンと考えれば多分OKです)
2級
まずは知識の習得ということで、自分は以前このブログでも紹介した「やさしい〜」シリーズの参考書で勉強しました。
⇒Java入門書のオススメは?Androidアプリ開発の下準備として利用可能
⇒C言語入門書のオススメは?iPhoneアプリ開発の下準備として適切?
その後は実戦練習になりますが、サーティファイ試験の過去問題集は市販されておりません。
ただ、入手する方法はあります。サーティファイの公式ページからC言語orJavaの試験のページに飛び、左側メニューの「試験に備える」をクリックして下さい。
その中に「公式問題集」と書かれていますので、そこから購入することができます。
その問題集を使い、試験を想定して時間を計りながら問題を解き、間違えたところはしっかりと復習。そして数日開けてからまた試験を想定して時間を計って問題を解く。この繰り返しでした。
1級
1級については、2級と比べて試験方式が全くの別モノ。
2級はよくある選択問題ですが、1級は実技試験。実際にプログラミングをして、その内容を手書きで紙に書く必要があります。
ただ、実際にプログラミングといっても「一からプログラムを組む」わけではなく「あらかじめ組まれたコードを指示された通りに修正する」というイメージ。
そして、その「あらかじめ組まれたコード」は試験を受ける前に公表されており、先程の2級と同じくサーティファイの公式ページからC言語orJavaの試験のページに飛び、「試験に備える」の中の「サンプル問題」から入手可能です。
コードの理解をしっかりと
ですので、当然ながら試験を受ける前にそのコードをしっかりと理解しておく必要があります。というか、それをどこまで理解しておくかが試験の合否を左右するといっても過言ではありません。
C言語については2級と同様に過去問題集があり、そこに当日試験で使用する問題も印刷されているハズですので、このコードはどういう意味があるのか?といったことを書き込んでいきましょう。
Javaについてはなぜか1級の過去問題集がありませんので、こちらはコードを公式ページから入手して印刷し、書き込みを行っていくと良いかと(自分はそうしました)
プログラムを実際に起動させ、修正を試す
また、こちらの方が大事ですが、入手したコードを自分のPCでビルドし、実際にどう動くかも必ず確認しておいて下さい。
公式ページにはサンプル問題もあります(C言語の場合は過去問があるので、より多くの練習が可能)ので、その問題に沿ったコードの修正を自分で試し、指示通りの修正ができたかどうかも確認しましょう。
公式ページには正答例もありますが、まずは見ずにやってみてください。
変更仕様書の記載練習もやっておく
あと、1級はコードの修正を行うだけでなく、どのコードをどのように修正したかを指定された用紙に手書きで記入しなければなりません。
この用紙も採点対象となりますので、実際に書いてみて、書き方に慣れておくことを忘れないようにしましょう(記入例はコードと同じく公式ページから見ることができます)
1級まとめ
1級は、コードの修正もしなければならず、その内容を紙に書くことも要求されています。
出題された問題に対するコードの修正点をすぐ思いつき、コーディングしてそれがちゃんと動作すれば問題ないのですが、つまづいてしまった場合はハッキリ言って「時間との戦い」になってくるかと(自分が正にそうでした)
ですので、事前準備が極めて重要。
コードの理解は言うまでもありませんが、試験時間を計りながらコードの修正&変更仕様書への記入という実戦練習を、しっかりと行うようにしましょう。
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