
こんにちは、タラコです。
今回は、Androidアプリ開発を助けてくれるエミュレータ「Genymotion」のインストール手順と、GenymotionとAndroidStudioの連携手順までを紹介します。
※この記事はMac編です。Windowsの場合はコチラをどうぞ。
Contents
VirtualBoxのダウンロード・インストール
Genymotionの動作に必要な「VirtualBox」をインストールします。下記URLにアクセスして下さい。
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
「VirtualBox 5.0.2 for OS X hosts」右の「amd64」をクリックすると、ダウンロードが始まります。

ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックして下さい。下記ウインドウが表示されますので「VirtualBox.pkg」をダブルクリックします。

下記のようなメッセージが出た場合「続ける」ボタンをクリックして下さい。その後さらに「続ける」ボタンをクリックします。

「インストール」ボタンをクリックします。

パスワードの入力を求められるので、ログイン時のパスワードを入力し、その後「ソフトウェアをインストール」をクリックします。

下記のようになれば、VirtualBoxのインストールが完了です。「閉じる」ボタンをクリックして下さい。また、dmgファイルをダブルクリックして開いたウインドウも、左上の「×」で閉じて下さい。

Genymotionのダウンロード
次に「Genymotion」をインストールしていきます。下記URLにアクセスして下さい。
http://www.genymotion.com/
下の方へスクロールしていき、「Free」と表示されている下の「Download」をクリックして下さい。

「Get Genymotion」をクリックします。

下記のようなウインドウが表示されるので、アドレスとパスワードを入力し、その後「Create account」をクリックして下さい。

「Username」と先程入力したアドレスとパスワードを入力し、「I accept terms 〜」にチェックを入れ、「Create account」をクリックします。
※Usernameとパスワードは後で使うのでメモしておいて下さい。

画面が下記のようになったら、入力したアドレスにメールが届いていますので、メールをチェックします。

下記のような内容のメールが届いていますので、メールの中の「Click here」をクリックして下さい。

下記のような画面になれば、アカウントの認証が完了しています。続いて「Continue」をクリックすると、Genymotionのダウンロードが始まります。

Genymotionのインストール
ダウンロードしたdmgをダブルクリックすると下記ウインドウが表示されますので、「Genymotion」のアイコンを「Application」フォルダのアイコンへドラッグ&ドロップして下さい。

下記ウインドウが表示され、インストールが始まります。ウインドウが消えればインストール完了です。

アプリ一覧にGenymotionのアイコンがあるので、それをクリックして下さい。しばらく待つと下記ウインドウが表示されるので「開く」ボタンをクリックします。
以下、MacとWindows共通手順
「Accept」ボタンをクリックして下さい。

「Yes」ボタンをクリックして下さい。

下記ウインドウが表示されたら「Sign in」ボタンをクリックします。

Genymotionのアカウント作成時にメモしておいたUsernameとパスワードを入力し、「Sign in」ボタンをクリックして下さい。

サインインが完了すると、下記のように使用できる仮想端末の一覧が表示されます。ここではとりあえず「Custom Phone 4.4.4〜」を選択し、「Next」ボタンをクリックします。

「Next」ボタンをクリックして下さい。

下記のような画面となり、仮想端末の構築が始まります。時間がかかりますので、しばらくお待ち下さい。

下記のような画面になれば、構築が完了です。「Finish」ボタンをクリックして下さい。

次に、先程構築した仮想端末の解像度を変更します(そのままだと解像度が高く、扱いにくい為)下記で示した設定ボタンをクリックして下さい。

下記ウインドウが表示されますので、「Custom」を選択して「384×640」に値を変更した後、「OK」ボタンをクリックして下さい。

では、仮想端末を起動します。構築した仮想端末を選択し、「Start」ボタンをクリックします。

しばらくして新しくウインドウが立ち上がり、下記のようにAndroid端末の画面が表示されればOKです。ひとまずこの画面は閉じて下さい。

(※)下記のエラーが出た場合「OK」をクリックしてください。その後「Finder」-「アプリケーション」より現在の「VirtualBox」を削除して下さい。

下記URLより古いバージョンのVirtualBoX4.3.30をダウンロードします。
https://www.virtualbox.org/wiki/Download_Old_Builds_4_3

VirtualBoX4.3.30をダウンロード後、上記「VirtualBoxのダウンロード・インストール」の手順を再度実施下さい。また、インストール後に再度Genymotionの「Start」を実行下さい。
Android Studioとの連携
※これ以降の作業は、下記の記事を参考にAndroid Studioの環境構築を行ってから進めて下さい。
Mac:Androidアプリ開発入門① MacにAndroid Studio(開発ツール)を導入しよう!
Win:Androidアプリ開発入門① WindowsにAndroid Studio(開発ツール)を導入しよう!
Android Studioを起動後に下記ウインドウが表示されたら、「Start a new Android Studio Project」をクリックして下さい。

<チェックポイント>
上の「Welcome to Android Studio」というウインドウが出ず、そのままAndroid Studioが立ち上がった場合は、下記ウインドウのように画面上部メニュー「File>New>New Project」をクリックして下さい。

下記ウインドウが表示され、GenymotionとAndroid Studioの連携を確認する為のプロジェクトを作成します。
「Application name」と「Company Domain」は、初期値のままでOKです。「Project location」はプロジェクトの保存先ですので、必要に応じてメモしておいて下さい。
次に「Next」ボタンをクリックします。

下記ウインドウについても初期値のまま、「Next」ボタンをクリックして下さい。

「Blank Activity」が選択されていることを確認し、「Next」ボタンをクリックします。

下記ウインドウも初期値のまま、「Finish」ボタンをクリックして下さい。

そうすると下記のようなウインドウが表示され、プロジェクトが作成されます。しばらくお待ちください。

その後、下記ウインドウが表示された場合は「Close」ボタンをクリックして閉じて下さい。

その後もプロジェクトを開くのにしばらく時間がかかります。下記で示した進捗バーも参考にして下さい。

プロジェクトが開いたら、画面上部のメニュー「Android Studio」の中の「Preferences」をクリックします。
※Windowsは画面上部メニュー「File」の中の「Settings」

下記ウインドウが表示されたら「Plugins」を選択し、次に「Browse repositories」ボタンをクリックして下さい。

下記ウインドウが表示されますので、検索窓に「geny」と入力します。左側で「Genymotion」が青く選択されていることを確認したら、右側の「Install plugin」ボタンをクリックします。

下記のような確認メッセージが表示されますので、「Yes」ボタンをクリックして下さい。

プラグインのインストールが完了すると、先ほどの「Install plugin」ボタンが「Restart Android Studio」に変わります。この「Restart 〜」ボタンをクリックします。

下記のような確認メッセージが表示されますので、「Restart」ボタンをクリックします。Android Studioが再起動しますので、しばらくお待ち下さい。
※Windowsは「Exit」ボタンをクリック

再起動したAndroid Studioに、下記で示したGenymotionのアイコンが追加されています。そのアイコンをクリックして下さい。

下記ウインドウが表示されますので、「Select the path 〜」の空欄右の「・・・」ボタンをクリックします。

「アプリケーション」の中の「Genymotion.app」を選択し、「Choose」ボタンをクリックして下さい。
※Windowsは「C:¥Program Files¥Genymobile¥Genymotion」のフォルダを選択して「OK」ボタンをクリック

先程の空欄に「/Applications/Genymotion.app」と入力されていることを確認し、「OK」ボタンをクリックして下さい。
※Windowsは「C:¥Program Files¥Genymobile¥Genymotion」と入力されていることを確認して「OK」ボタンをクリック

アプリをGenymotionで起動
その後、もう1度AndroidStudio上のGenymotionアイコンをクリックします。そうすると下記のような画面が表示されます。
リストにあるのが、Genymotionインストール時に構築した仮想端末です。それを選択し「Start」ボタンをクリックすると、仮想端末が起動します。

この仮想端末を閉じずに、先程「Start」ボタンで仮想端末を起動させたウインドウ(タイトル:Genymotion Device Manager)を閉じて下さい。その後、下記で示した緑の右三角ボタンをクリックします。

そうすると「Device」リストに仮想端末が表示されていますので、それを選択した状態で「OK」ボタンをクリックして下さい。

仮想端末で、先程新規作成したアプリが起動します。

仮想端末を使う場合は、このように初めに仮想端末を起動させておいてからアプリを起動させるようにして下さい。
以上でGenymotionの構築は終了です。お疲れ様でした!
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